OhShien(オーシエン)でエラーが出た! 差し替え方法は?10日以降の削除依頼は?
無償で利用できる、大阪国保連の独自サービス「Oh!Shien」(オーシエン)(事業所向けインターネット情報公開支援サービス)。
OhShien(オーシエン)を使えば、請求締切の10日以降も、請求データの差し替えが可能です。
その差し替え方法についてご紹介します。
(こちらでご紹介するのは、障害福祉事業所の場合です)
OhShien(オーシエン)でエラーを確認
大阪府内の障害福祉事業所なら、10日までに国保連請求をした後は、OhShien(オーシエン)でエラーの確認をすると思います。
そこで、エラーがなければいいのですが、エラーがあったり、請求の漏れに気づいた時は、データの差し替えをしなければいけません。
差し替えの仕組み
利用者10人分の請求情報を送信して、誤ったのは1人分だけ。
そのような場合でも、まとめて請求情報を送っているなら、一旦、10人分の請求情報すべてを取り下げて、差し替えることになります。
(実際は、訂正したデータを送信してから、誤ったデータを取り下げます)
差し替えデータの送信方法
差し替えは、いつも通り、取込送信システム または 簡易入力システムで、 請求情報を送信します。
誤った請求情報の取下げ(削除)依頼をする前に、正しい請求データの送信を行いましょう。
どちらが先でもいいのですが、万が一にも、送信漏れがあってはいけないからです。
取下依頼の方法 (不要な請求情報の削除)
訂正した請求情報を送った後は、誤った請求情報の削除依頼(取下依頼)をします。
「1日〜10日の請求期間」の取下げ依頼は、電子請求受付システム、取込送信システムまたは簡易入力システムで行ないます。
しかし、「10日以降の差し替え期間」における取り下げ依頼は、Oh!Shienでしかできません。
期間 | 取下げ依頼をする方法 |
請求期間 1日〜10日 |
電子請求受付システム、取込送信システム または 簡易入力システム (どれでもOK) |
差し替え期間 11日〜15日頃 ←営業日による |
Oh!Shienのみ |
10日をすぎているのに「取込送信ソフトで取下依頼をした」という方がいるのですが、おそらく、取下依頼の送信はできても、きちんと取下げ処理はされていないはずです。
10日をすぎてからの、請求情報の削除依頼は、Oh!Shienで行いましょう。
- Oh!Shien(オーシエン)にログインして、請求状況をクリックします。
2.右端の「削除」と書かれた欄の「申請」をクリックします。
この申請ボタンは、最終削除受付可能日までクリックできますが、最終削除受付可能日を過ぎると、クリックできなくなります。
3. 「削除申請確認」の画面が表示され、パスワードの入力を求められるので、Oh Shienのログイン用パスワードを入力します。
削除申請をしても、すぐには反映されず、請求状況の「削除」欄が「依頼中」に変わります。
削除申請は、翌日、反映される場合もあります。正確な時間や回数はよくわかりません。
↓削除が反映されたら、請求情報はこのようにグレーになります。
削除申請(取下げ)をせずに、訂正した請求情報を送信したらどうなるのか
もし、訂正した請求情報を送ったあとに、訂正前の請求情報の削除申請をしなかったらどうなるのでしょうか。
請求情報が重複してしまい、あとから送信したデータが返戻となってしまいます。
ただ、もし先に送った請求情報が、完全にエラーになって弾かれてしまったならば、あとから訂正した情報を送ったとしても、後者だけが活きた請求情報となるので、先の請求情報の取下げはしなくても重複とはならない可能性があります。
そういう意味では、取下げが必ず必要となるのは、「エラーにはなっていないけれど、誤った内容で請求をしてしまった場合」といえます。
(高い単位で請求してしまった、欠席の日を間違えた、など = 一次審査でエラーにならなかったもの)
最後に
OhShien(オーシエン)は、とても便利ですが、うまく使いこなせないと、宝の持ち腐れになってしまいます。
請求内容の誤りに気づいた時や、エラーが出た時などは、必ずデータの差し替えをして、返戻をなくしましょう。