Oh Shienにログインできない場合(使わない場合)のデメリット/エラーより怖い警告
先日、Oh Shien(おーしえん)にログインできなくなったため、ずっと使っていないというお客様がいらっしゃいました。
ログインできない
「Oh Shien(オー支援)についてはログインできなくなったから、そのまま全然見ていない」とのこと。
ですが、IDとパスワードを書いた紙をなくしたわけでもないとのことなので、IDとパスワードの書類をお預かりして、確認してみると、なんの問題もなく、ログインできました。
パソコンを買い替えたりして、使用するパソコンを変えた場合に、証明書のインストールなどがわからなくなってしまったのかもしれません。
ログイン後、早速、遡って請求について確認。
すると、「警告」が出ていました。
警告の意味は何か
その事業所さんは、特定処遇改善の加算内容をIIに変更したのに、請求の際に、Ⅰのまま請求していたようです。
でも、エラーになることなく、入金はされていて、「警告」が出ていました。
IIよりIのほうが単価が高いため、多くもらいすぎてしまっています。
その場合、不正請求となるので過誤申立てが必要です。
今回、こちらで確認して警告に気づいたので、誤っていた期間は2か月分で済みましたが、もしこのまま気づかずに請求し続けていたら、数ヶ月分をまとめて過誤申立てすることになるところでした。
Oh!Shien(オーシエン)を確認していたら防げたこと
毎月10日までに請求して、その結果が11日にはOh!Shienで見られます。
その11日の結果で、警告に気づけていたら、すぐに誤った請求を取り下げて、15日までに請求し直すことができるので、「過誤申立て」という手続き自体が必要なかったはずです。
今回は、Oh!Shien(オーシエン)を利用していなかったがために、手間がかかる羽目になりました。
エラーより警告が怖い理由
「警告」というのは怖いです。
「エラー」(返戻)なら、いやでも気付くので、必ず対応します。
しかし、「警告」だと、見落として、そのまま誤った請求のまま継続してしまうことがあります。
たとえば、「送迎加算」の加算の届出をしていないのに、送迎加算分を請求して、警告は出ているものの入金はされているので、気にせず、そのままにしてしまうことがあります。
しかし、加算の届出をしていないのなら、そもそも、受け取ってはいけないお金なので、最終的には、返すことになります。
この警告に早めに気づけていれば、加算の届出をする、という対応ができたはずです。
だから、請求後は、必ずOh!Shienで「警告」が出ていないかを確認し、出ていたら、早めに原因を突き止め、対応するようにしましょう。
Oh!Shien でわからないことがあったら
Oh!Shien(オーシエン)の操作や設定方法などについては、LINEで無料相談も承っています。エラーの原因を探るなど、内容によっては、有料になる場合もあります。
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